ブランドについて

  ブランド紹介「スパイク」


2013年に設立85周年を迎えたスパイク社は、会社設立1928年。現社長は3代目にあたります。
石鹸メーカーとしてスタートしたスパイクですが、当時石鹸は体を洗うものではなく、主に洗濯に利用されるものでした。
その石鹸を、スキンケア効果のある体用の石鹸としてドイツで販売を始めました。

そして1920年代には、さらに品質の良い石鹸を製造し、ドイツでも愛用者が増え続けていましたが、
当時の経営者の弟(薬学博士)のアドバイスにより、スパイクのハーブ、そして精油を香料として配合した「スパイク石鹸」を発売。
これまで石鹸というものは香や色などがなかったのですが、自然の力を生かした「ヒーリング石鹸」は、当時の市場にセンセーションを巻き起こしました。

1919年にはスパイクのあるシュトゥットガルトに、世界で初めてのヴァルドルフ学校(シュタイナー学校)が
シュタイナー自身によって設立されますが、彼の「アントロポロゾフィー」*思想は、当時のワルターラウの経営者にも影響を与え、
会社の利益を社員に還元するために当時学校に行けなかった労働者が仕事時間でも勉強できるようにしたり、働く母の為に託児所なども作りました。
(その他、社員の為にリクリエーションなども用意していたようです)
現在の経営者も、「ヒトと自然を大切にする」、「社員が育ち続ける会社である」、「未来に生き続ける伝統」を目指して、
スパイクの製品を作り続けています。

 

 

アントロポロゾフィー* :認識の道であり、それは人間存在(本性)の霊的なものを、森羅万象の霊的なものへ導こうとするものである。” (『アントロポゾフィー指導原則』の第一条より)